手や顔のシミ消しクリームとして有名な「ハイドロキノン」のクリーム。
”シミの漂白剤”と言われている「ハイドロキノン」は美容皮膚科や市販でも入手することが出来ます。しかし効果とともに気になるのは安全性、特に白斑などの副作用ですよね。
手のシミ消しと顔の美白のため、ハイドロキノンをお試しで購入してみました。しかし、私には副作用反応が・・。
ハイドロキノンを検討しているという方はぜひ読んでみてくださいね。
ハイドロキノンを試した私個人の意見ですが、、
シミ消しで気軽にハイドロキノンを使用することをオススメしません!
(医師の処方のもと使用するなら良いと思います)
手のシミ消しにハイドロキノンをオススメしない理由
理由1.白斑などの「副作用」の危険がはらんでる
オススメしない1番の理由は、私に副作用が出てしまったからです。
(現在授乳中)
使用した化粧品:ハイドロキノン2%程度クリーム
用法・容量は守って使用した
ハイドロキノンのクリームを1週間使用した後異変に気付く
頬のところに白斑が出来たので、皮膚科に行ってきました。
白斑が出来ました。
何を使ったの?
2%程度のハイドロキノンを1週間使用したら出来ていました。
うーん。
市販のハイドロキノンでは、そんな症状が出ることはほとんどないとは思うけど、肌質に合わなかったんでしょうね。
すぐにハイドロキノンの使用はやめてください。
通常通りのメーク落としや洗顔などのケアを行って、日焼け止めをしっかり塗るようにしてください。出来たばかりだから、様子を見ましょう。
あと授乳中は、刺激のあるものは使用辞めた方が良いです。
皮膚科に行きましたが、何か治療するとか、薬が処方されることはありませんでした。様子見で、日焼け止めをしっかり塗るという処置を促されました。
お医者さんから聞いた話をまとめると、
●肌質に合わなかった可能性がある
●授乳中の使用はやめた方が良い(養分などが赤ちゃんに行くので、いつもと違うトラブルが起こる可能性がある)
個人差があるようですが、肌質や、授乳中(妊娠中)の方は気をつけた方が良いということ。出来た白斑は小さいですが、ファンデーション塗っても、隠されないため、気になっています。
乾燥、肌荒れ、赤み、ピリピリ感、皮膚炎、白斑など
もし、手に白斑が出来てしまったらそれこそ、隠すの難しいし、目に入りやすいし、嫌ですよね。
理由2.ハイドロキノンは厚生労働省に認可されていない成分!
厚生労働省が有効成分として認可されている主な成分は下記の通り。
ビタミンC誘導体/アルブチン/トラネキサム酸/カモミラET/プラセンタエキス など
ハイドロキノンは厚生労働省に認可されていません!
『ハイドロキノンってどんな働きをするの』
1.シミの元メラニンに変換してしまうチロシナーゼ酵素の活性を抑える
2.出来てしまったシミを還元し、無色化する作用がある
シミ予防・還元美白効果は、ビタミンC誘導体やアルブチンの10倍~100倍とされています。効果も見込めますが、その分刺激が高い成分です。
厚生労働省に認可されていないというのはやはり、成分に多少はリスクがあるということ。
安心して化粧品を使いたいですよね。
理由3. 市販品でハイドロキノンで白斑が出た口コミがある
2001年に4%以下ならハイドロキノンを化粧品に配合することが可能となりました。医師の処方のもとではそれ以上配合されたものも使用可能です。
「5%以内のハイドロキノンでは白斑が出たという報告がない」と見かけますが、ネットで調べてみると、白斑が出た!という口コミがチラホラ。
実際は報告をする企業の姿勢次第です。
(カネボウの化粧品で白斑が発生した件も、企業は当初白斑の症例についてひた隠しにしていましたよね・・。そのため、被害者が拡大しました。あの時問題になった成分はロドデノールでした。)
ちなみに私が試した商品の口コミで良くないコメントを発見してしまいました↓
私も白斑ができました。
それも、トライアルセットに入っていたハイドロキノンのクリームを、ほんの数回使用しただけで…
シミには変化がなく、それ以外の所がマダラに白く色抜けしてしまいました。購入前にハイドロキノンについて調べ「5%未満の濃度で白斑になるという報告はされていない」という記事が複数あったので使用しました。が…”報告されていない=事例がない”訳じゃないのです。私もそこまで考えておらず、甘かったです。
事実、カスタマーへ相談すると、慣れた対応でした。白斑の相談は、私だけではないそうです。
優しい口調で「とにかく様子を見て下さい」と言われ、具体的には何もして頂けません。
回復のアドバイス等も一切なし。皮膚科を受診しましたが、治療は難しいと。1年以上経っても全く回復していません。 (引用:@コスメ)
報告するかは企業次第というのは大きいところ。やはり効果が見込めるものはそれなりに副作用も覚悟しないといけません
理由4.紫外線対策が不十分になる可能性がある
ハイドロキノンを使う際は紫外線対策をしっかりしないといけません。なぜかというと、ハイドロキノンの働きによってメラニンの生成が抑えられるからです。
悪者にされがちなメラニンですが、実は自らが紫外線を引き受けることで、肌を紫外線から守っているのです。体にとって大切な防衛役割を担っているんですね。
ハイドロキノンを使用するうえで日焼け止めは必須!
特に手に塗ると手を洗う頻度も多いし、日焼け止めを万全に出来るとも限りませんね。
一方、ハイドロキノンで効果が出た!という意見もある
・肌が白くなった
・シミが薄くなった
・シミが消えた
ハイドロキノンを試してみたいと思ったら!
●医師の処方のもと、使用する(←オススメ!)
●自分でトライアル等で試す人は、目立たない部位で試してから使用する
●容量をしっかり守り、出来るだけシミ以外は塗らないようにする
●紫外線対策をしっかりする!
出来てしまった手のシミを消す方法は?
でも、なかなか病院にも行けないし、刺激の強いものではなく、家で何とかしたい!という方に自宅で出来るケア方法についてご紹介します。
私は自宅シミケアで手のシミの悩みを気にしなくなりましたよ!
美白化粧品を使用する
厚生労働省に認可されている成分入りの美白化粧品を使用しましょう。もし、成分がよくわからないという人は「医薬部外品」を選んでおくと良いですよ。
ビタミンC誘導体/アルブチン/トラネキサム酸/カモミラET/プラセンタエキス など
ピーリングを行う
手に古い角質が残ったままだとターンオーバーが促されず、美白化粧品を使用しても、効果が見込めない可能性があります。定期的にピーリングを行うことで肌の代謝をあげることになり、若返りも期待できますよ。
医薬品でインナーケアをする
シミに効くとされている「ビタミンC」「L-システイン」を含有した第三類医薬品を使用してみると、時間は要しますが、体の中からケア出来ます。
【参考記事】医薬部外品のクリームと第3類医薬品がセットになったとってもお得で効果を実感出来る方法とは?▽
まとめ
・ハイドロキノンは効果も見込めますが、その分副作用の危険がはらんでいます。
・ハイドロキノンの使用に際しては、使用方法を守り、少量ずつ試してみるのをオススメします。(妊娠中・授乳中の人は使用を控えた方が良いです)
【参考記事】手のシミ用クリーム選びに困ったら・・!
【参考記事】ピーリングについて詳しくまとめた記事を見てみる!