シミを確実に取る方法として、レーザー治療が浮かびますね。
フォトフェイシャルという治療法でシミを消すことも可能です。ただし、シミの種類によってはこれらの治療が有効でないことも・・。
手の甲のシミを確実に取る方法、レーザー治療ってどんな感じなんだろう?
フォトフェイシャルってなに?
どれにしても痛そうだなぁ~
レーザー、フォトフェイシャルについてですね。
美容医療でシミを取る施術と言えば、顔が一番多いです。クリニックによっては「顔の次に手の甲のシミを除去したい」という方が多いところもあります。
手の甲のシミに悩む方は多いんですね!!
手の甲のシミを消す方法「レーザー、フォトフェイシャル」についてお伝えしますね!
こんなことに該当しませんか?
セルフケアをしてみたけど効果がなかった
確実に手の甲のシミを消したい
多少お金が掛かっても美容のためなら惜しまない
イボ状のシミ(脂漏性角化症)を取りたい
最新の美容医療で確実に手の若返りを目指したい
シミだけでなく、シワを改善し、肌のハリを感じたい
ちょっと待って!
シミの種類によっては、レーザー、フォトフェイシャルが有効でないシミのタイプがあります。確認しておきましょう。
レーザー、フォトフェイシャルが有効なシミのタイプ▶▶▶老人性色素斑、脂漏性角化症
レーザー、フォトフェイシャルが有効ではないシミのタイプ▶▶▶炎症性色素沈着
※炎症性色素沈着の場合はピーリングが効果的です。
シミタイプの判断はこちらをご参考にしてくださいね。
※この記事は、これらの本を参考にしてまとめています※
手の甲のシミを取る方法.レーザー治療
特定の波長の光を発する装置で患部に照射する治療です。表皮深部、真皮にまで作用します。皮膚の正常な部分には傷をつけず、目的の部分だけを焼いて除去します。照射された部分は、時間をおいて黒くかさぶたのようになり、剥がれていきます。
【痛み】
照射する瞬間にゴムをパチンと弾く痛み。ただし痛みがやや強いこともあります。(麻酔を使用することもあります)
【費用】
シミのタイプ、大きさ、使用する機器にもよりますが、シミ1か所につき、5000円~が目安です。
【治療期間】
1回で済むものから、3~5回以上繰り返して行うものまで様々です。
レーザー治療の種類
ルビーレーザー
レーザー治療の中で代表的なもの。照射は一瞬で終わり、痛みも強くありません。(数センチ以上の大きなシミの場合はテープ麻酔などを用いることがあり)Qスイッチ付きルビーレーザーというのが主流となっています。
→有効なシミタイプ:老人性色素斑
YAG(ヤグ)レーザー
ルビーレーザーよりも強い光を発することが可能で、皮膚の深いところまで治療出来ます。
広範囲に行った場合は、腫れたり出血したりすることもあります。
→有効なシミタイプ:老人性色素斑
炭酸ガスレーザー
熱効果で組織を蒸発させた後、イボなどの盛り上がりの出来物を削るように取り除きます。
→有効なシミタイプ:脂漏性角化症
手のシミは顔に比べて治療後の治りが遅いもの。
顔は術後1週間前後で綺麗になることが多いですが、手の場合は治療した部分が半年~1年位赤くなることもあります。
手の甲のシミを取る方法.フォトフェイシャル
気になる部位全体にソフトな光線をあてるのが特徴です。主に表皮の浅い層に働きかけます。
フォトフェイシャルって、名前だから顔に施す治療なのかな?
そんなことはありません。
『レーザーがスポット的に治療を施すもの』なら、『フォトフェイシャルは全体的に治療』を施すもの。
ただシミへの効果はレーザー治療に比べると若干劣ります。
シミだけでなく、シワや肌のハリなど複数の肌トラブルを何とかしたい人が受けると良いですね。
【痛み】
照射する瞬間にゴムをパチンと弾く痛みです(レーザー治療と同じ)
【費用】
医療機関によって異なりますが、1クール(5~6回)で10~30万が目安となります。
【治療期間】
3~4週間おきに5~6回照射が目安です。
なるほど!レーザーとフォトフェイシャルの違いをまとめてみたよ。
レーザー | フォトフェイシャル | |
有効なシミタイプ | 老人性色素斑、脂漏性角化症 | 老人性色素斑 |
照射場所 | 表皮深部、真皮 | 表皮 |
特徴 | スポット的 | 全体的 |
こんな人に | シミの集中ケア | シミ(レーザーではとれにくい薄いもの)、シワ、ハリなど肌質改善 |
シミの症状にもよってもちろん診療方針は違うし、よく相談してみてね。
とにかくシミを消したいならレーザー治療が確実です。
しかしリスクについても知っておきましょう。
レーザー治療のリスク
色素増強
深いシミに対して治療をした場合、一過性に色が濃くなる場合があります。ただ、3か月位増強して、そのあと薄くなっていることが多いです。
炎症性色素沈着
レーザーは軽い火傷なので、その火傷跡からシミになることがあります。特に手の部分は起こしやすいというデータもあります。これは老人性のものではないので、美白ケアとピーリングを行うと早く消えていくことが多いです。
感染
治療後にばい菌が入って化膿してしまうことがあります。実際にはまれですが、清潔に保ち、処方された薬を塗っていれば通常は化膿しません。
瘢痕(はんこん)
治ったあと、痕が残るというものです。顔のシミ治療はほとんどありませんが、手などボディで強く照射をした場合など、皮膚の質感が変わるなどの痕が残ることもあります。
リスクがあるという点もきちんと押さえて、治療を受けることが大切ですね!気になる点はしっかり聞いた方がよさそう!
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Q&A
美容医療の気になるQ&Aについてまとめました。
レーザーやフォトフェイシャルはどこで受けられる?
美容皮膚科、美容外科などで受けられます。
ただし、どの医療機関でどの治療が受けられるかは異なるので事前によく確認を!
保険は適用されるのかな?
美容目的の治療は保険適用外です。
よって普通のシミの治療に保険は適用されません。
まとめ
・シミの種類(脂漏性角化症、老人性色素斑の濃いもの)によってはレーザー治療が有効です。
・とにかくシミを消すなら「レーザー」、シミやシワなど複数のトラブルを改善したいなら「フォトフェイシャル」という治療もアリです。
・手の甲は、顔に比べて治療後の治りに時間が掛かることが多いです。
・よくお医者さんに相談して治療の方針を決めましょう。
【参考記事】自宅ケアで手のシミを改善した私の体験談をまとめました(リアルな写真付き)